『ロジカルな話し方超入門』別所栄吾著

現在Amazon prime readingで無料 話がうまく通じていないことがよくある。 ちゃんと話しているつもりでも違った内容で伝わるのはなんでかなあと思っていた。 この本を読んでなるほど、ロジカルな話し方をしていなかった。 主張と、事実と理由づけが必要なの…

『夫のトリセツ』黒川伊保子著2019

「腹立たしくても、この人も生きる」と決めた人に贈る書。トリセツというアプローチもあると救いになるかも。 少し読み進むとなんか違和感。翻訳本を読んでいる感覚になる。話の流れが、日本人ぽくない。 調べてみても栃木出身で奈良女子大から富士通って日…

金閣寺『ひらがな日本美術史2』橋本治著

橋本治著の『ひらがな日本美術史』その32は金閣寺。 金閣寺って金ピカ過ぎてちょっと引くところがある。お金ありますと書いているようだ。 臨済宗相国寺の塔頭「鹿苑寺 (金閣寺)」 鎌倉時代の藤原氏系の西園寺家の別荘と寺を 室町三代将軍足利義満が手に入れ…

雪舟『ひらがな日本美術史2』橋本治著

雪舟といえば、涙でネズミの絵を描いて許されたという作り話が有名。(等楊は本名) 岡山に生まれ、京都相国寺で修行。34歳で山口へ、48歳で明へ。86歳とは長命。 60代半ば以降に国宝の6点は描かれている。 ひらがな日本美術史2の中のその35とその36。 雪舟…

『操られる民主主義』ジェイミーバートレット著2020草思社文庫

『操られる民主主義』テクノロジーと民主主義との関係を語る。テクノロジーの問題の本質がまとまって書かれた本を読むのは、はじめてだ。 現実に所得格差は驚くほど広がり、世界の最富裕層2153人は最貧困層46億人よりも多くの富を持つ世界になっている。Face…

俵屋宗達『ひらがな日本美術史4』橋本治著

俵屋宗達は、日本最高の画家であり、その素性はわからない。 だからこそ作家原田マハさんは『風神雷神』を書いた。なんと宗達は狩野永徳と一緒に洛中洛外図を描き天正少年使節団とともにローマへ行きカラバッジョと出会うというなんでもありな魅力的な本であ…

桂離宮『ひらがな日本美術史4』橋本治著

『ひらがな日本美術史4』の中から 桂離宮について(その69) 事前申し込みが必要で、しかも今は受け付ける人数も少なくかなりの難関となっている。 しかしこの本は、いきあたりばったりの章立てですね。流石橋本治さん。 桂離宮は、1933年に来日したドイツ人建…

『新しい料理の教科書』樋口直哉著2019

ほんの少しの知識で、毎日の料理がおいしくいただけるなら、本は役立つと思う。 いろんなアドバイスがあって、それが全く逆のことを言ってることが多い。そしてなかなか覚えたことは変えるのは難しい。 あえてそこに手を入れるならそれなりにエビデンスがほ…

尾形光琳 『ひらがな日本美術史4』橋本治著2002

ライターで、永青文庫副館長の橋本麻里さんの森の図書館のテレビを見て、ひらがな日本美術史に俄然興味が湧いてしまった。今回は、図書館で借りたが、手元に置いておきたい本である。橋本治さんの饒舌すぎる文章にいささか食傷気味で、今までこの本の存在を…

『書くことについて』野口悠紀雄著2020KADOKAWA

野口悠紀雄さん、御年80歳。衰えを知らない知性なのだ。 書くことは、自分の意見を伝えること。 書くテーマを見いだすことが8割。 学ぶための最強の方法は、本を書くこと。 書くべき内容をどのように見いだしどのように構成していくかの方法の具体的アドバイ…

『最高の体調』鈴木祐著

現在Amazon Prime Readingで無料 なんと言っても健康が大切ですね。なにかするために身体が資本ということです。体調が良くてもそれだけでは意味はないです。そこで価値を設定する。価値は、終わりが無い。目標は、達成すべきゴールだ。達成されれば終わる。…

『世界最高の話し方』

あっという間に絆が生まれるスモールトーク。 誰ともすぐに仲良くなる人がいます。とでも羨ましいです。雑談が上手い。 コミュニケーションのファーストルールは 自分フォーカスから相手フォーカスへとベクトルを切り替える。 相手にマイクを渡し話をさせ聞…

『DIE WITH ZERO』ビルパーキンス著2020

死ぬ時に生涯で一番お金を持っていると言われて久しい。 いつ死ぬかが予測出来ないので、なかなか死ぬ時に財産をゼロにすることは難しい。 思っている以上に早めに取り崩し始めないと、結局うまくお金を使ったとはいえない。 特にフィナンシャルプランナーの…

『習慣が10割』吉井雅之著2018

現在kindleのprime reading で無料 人間は習慣でできている。そうなら、しっかり習慣を作ることに全力を尽くすのみだ。 しかしついに10割とは凄い。 ・出来る出来ないは、習慣の積み重ねによって差が生まれる ・脳への刷り込みが無意識の行動に現れる ・刷り…

『自分を操る超集中力』Daigo著

現在kindleのprime readingで無料 読めば出来るようになると錯覚してしまうところが怖い。そんなに多くのことはできない。 何に一つでもやってみることにしよう。 まずは姿勢の改善だ。これだけ身につけられるだけでも凄い。山田五十鈴山は50歳から常に背筋…

『日本史サイエンス』播田安弘著2020ブルーバックス

蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る 技術の進歩か、考古学や歴史学の分野にも及び、従来の歴史が大きく書き換えられる可能性が高まっているという。 以前はどうも歴史が苦手だったけれど、サイエンスが加わると俄然面白くなってきた。 船の製造現場…

2020年10月8000歩達成

2020年10月も8000歩の目標を達成することができました。 正確にいうと1日は未達だったのだけれど、満足のいく成果だったと思います。 先月体年齢が10歳若返っていて驚いた、次の月も若返っていたら凄いなあと思っていたが、そんなことはなく9月末の体年齢の…

『うまく行っている人の考え方』

100項目あるが、同じことを言い換えている項目も多数ある。50ぐらいにはなりそうだ。 一言で言えば「自尊心を持て」で終わる。 自己肯定感を養え! ではどうすれば良いのか?その具体例だ考えるといいのだろう。 1自分を許す ミスした時に自分に優しく 2自分…

『大分断 教育がもたらす新たな階級社会』エマニュエルトッド著2020PHP新書

『大分断 教育がもたらす新たな階級社会』 エマニュエルトッド著。 教育が分断の原因となる。 意図せず分断に加担することになる。 一人一人は、よりよくなるために、そして我々の社会もより良いものにしたくて学んでいるはずなのに。結果としてそうではない…

『やりたいことを全部やるメモ術』臼井由妃著2019日経ビジネス文庫

『やりたいことを全部やるメモ術』凄い。 全部やりたいけれど、いろんな制約があって出来ないというよりは、はじめから諦めてしまっている。その発想で取り組めば今までとは違った結果が出そうだ。 この本は、やりたいことを全部やる時間術の続編。 書き出し…

『おじいさんの思い出』トルーマン・カポーティ著1988

トールマンカポーティの小説家としての初期の作品40年以上忘れられていた。 手元のあるこの本は、山本容子氏さんのたくさんの絵が魅力的な、村上春樹の訳である。 主人公の男の子の多感な頃の出来事。田舎の家に祖父母と父母と僕の5人で暮らしていた。 おじ…

『話を聞かない男地図が読めない女』アラン&バーバラピーズ2002

現在kindleのAmazon primeで無料 男脳・女脳が謎をとく、の副題。 男は狩に行き、女は木の実や果実を採った。 それ以来役割が違うのだというのが主張だ。 充実した人生を送るために男女の客観的な違いを理解して生きることが良いという。 人それぞれ女だから…

『100分de名著伊勢物語』高樹のぶ子著NHKテキスト2020年11月

『伊勢物語』在原業平が主人公で、プレイボーイを描いていると言われているが、和歌なのでなかなかとっつきにくい。伊勢物語を題材に描かれている絵画などたくさん目にして、一度読んでみたいと思っていました。100分de名著シリーズはとても読みやすく書かれ…

『Taoの教え あるがままに生きる』安冨歩著2017

現在kindleのAmazon primeで無料 老子は、孔子のように実在の人物を指すわけではない。しかし、孔子のようにニ千数百年前から読まれてきた。人々の生活の中で実践的な意味を持って読み継がれてきた。 世界のいかなるものも、生まれ、変化し、滅んでいくとい…

『話し方で損する人得する人』五百田達成著2018

現在kindleのamazon primeで無料 話し方で少しでも気持ちよくコミュニケーションできればいいですね。ちょっと気をつけるだけで出来そうです。 ○家庭・友人編 ・相手が話し始めたら聞き役に徹する 村上春樹さんがすすめるモテの極意 「話したい」人がほとん…

『酒井抱一 俳諧と絵画の織りなす抒情 』井田太郎著(岩波新書) 2020

江戸琳派の画家『酒井抱一(1761-1838)』 播磨国姫路の譜代大名の酒井雅楽頭家別邸で生まれる。姫路の武家の出身と思っていたが、江戸で生まれている。あとを継いだ長男が亡くなったり本人が出家したりした。これは藩側の意向と思わせる句を詠んでいる。 あれ…

『民主主義とは何か?』宇野重規著2020講談社現代新書

現在も民主主義の危機と言われている。 1.ポピュリズムの台頭 イギリスのブレグジットやトランプの選出 ロシアによるサイバー攻撃やSNSを通じたプロパガンダ 2.独裁的指導者の増加 習近平、金正恩、プーチン コロナ危機には、中央集権的な方が対応が速いとい…

『ずるい考え方』木村尚義著2011

『ずるい考え方』という本の題名がちょっと嫌な気分にさせる。実は「ラテラルシンキング」の本である。 ○常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方 ○最短ルートで問題を解決する考え方 ○お金や時間をかけず目的を達成してしまう考え方 ・疑う力 あら…

『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著

今Kindleの prime readingで無料 ファクトとロジックとか、数字で語るなんかは、出口治明さんのお話に通じます。 これはコンサルでも大切なことなのだ。 大学院でもこうした仕事のやり方を学ぶと聞いた。結論から話すようにしてみよう。 ⭕️コンサル流話す技…

『現代洗脳のカラクリ』苫米地英人著

現在、KindleのAmazon primeで無料。 苫米地さんの本の中でもかなり書き切っている印象の本だ。 『洗脳のカラクリ』は、トランプがヒラリーと大統領選を争った翌年2017年にかかれている。 21世紀の南北戦争であると。 そして拝金主義という洗脳から、差別と…