『内向型人間の時代』スーザン・ケイン著

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『内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法』はこの本の縮約版。

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『ハーバードの心理学講義』を読んでいて心理学の父ジェームズ・ウィリアムスからの系譜

パーソナリティ心理学にちょっと違和感を覚えて救いのためにこの本を読んだ。

この『内向型人間の時代』を揉むとホッとする。まさしく内向型の人間なのだ。

内向型かなと感じる人はぜひ読んでみてほしい。

アメリカでは、巧みな話術と社交性が無いとやっていけない。これを併せ持つHBS

ハーバードビジネススクール出身者が世界を牛耳るなら内向型の人間は外交型を装いビジネスの世界で生きていくしかないとでもいうのか。気の利いた差し入れ(日本ならヨックモックの箱詰など)を持ってプレゼンテーションしに出向かなければならない。

清廉潔白で品行方正な人格者から、見た目の魅力的な人が世界を変えていく時代だという。

人格の文化から性格の文化へと変化した。それは見た目にいかにも頭が良く魅力的に見えなければ街ですれ違う人にはあなたの頭の良さも魅力もわからない。

見た目が9割とかいう本が売れている。そしてデールカーネギー自己啓発を勧めた。

そうして外交型を重んじるアメリカ型のパーソナリティ心理学が席巻している。