『怠け者のさとり方』タデウス・ゴラス著
The Lazy Man's Guide to Enlightenment
今日本屋で『怠け者のさとり方』が文庫になって並んでいたのでびっくり。
長らくの愛読書です。1992年に買っている。
(28年前)
石田ゆりこさんも愛読していると聞いてさらにびっくり。
まとめると
自分を愛そう。
あるがままを愛しなさい。
自分の好きな時にいつでもそのままでそれも一瞬の内にあなたは自分の内に既に存在しているさとりに到達することができるのです。
自分は親切で善良でかしこい人間だとばかりおもいたがっています。
自分の前に現れるあまりありがたくない事柄を上手に扱い、一つずつ愛せるようになっていけばそのうち、あなたを悩ませる悪い出来事はどうしてもこの世から消え失せないのだということに気がつく。でももうどんなことが起きてもどうにも救いようがない状態に陥ることはなくなってくるでしょう。そのかわり、イライラしてもどうすればうまく生きてゆけるかどうやればこの事態を切り抜けられるか、少しずつ自分でハンドルを切れるようになりたいにはもう何も困ることがなくなってしまうのです。、自分の感情と、自分の意識レベルがどう関連しているかさえわかればあなたは自分気持ちも体験も変えることができるのです。
と言うお話です。
まず題名が好き。本の薄さが好き。装丁が好き。
時間がない時は、
最後のページの
「もっと怠け者の人のために
この本の中から抜粋」
だけ読んでもなんか安らぐいい本です。