橋本治著の『ひらがな日本美術史』その32は金閣寺。
金閣寺って金ピカ過ぎてちょっと引くところがある。お金ありますと書いているようだ。
臨済宗相国寺の塔頭「鹿苑寺 (金閣寺)」
鎌倉時代の藤原氏系の西園寺家の別荘と寺を
室町三代将軍足利義満が手に入れた。
三階建で、1階法水院、2階潮音洞、3階究竟頂
屋根のてっぺんに金銅製の鳳凰がのっている。
三島由紀夫は、『金閣寺』の中で「この金の鳳凰はかがやく翼をあげて永遠に時間の中を飛んでいるのだ」という。
1398年に創建され、1950年に寺の僧侶(林養賢)の放火で焼失した。1955年に再建された。
「この美しさゆえに、人を幻惑し火をつけさせてしまうようなものである」(三島由紀夫)
財力の象徴であり光の建物。
今年12月まで修理中。
雪の金閣寺
本当に美しい金閣寺。