『空海はすごい 超訳 弘法大師の言葉』苫米地英人著
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空海(774-835)奈良時代末期から平安時代初期。知っているようで知らない。
縁起とは、この世に完全なものはない=無常ということ。
まず悟りから始めよ。
そして仮の世界ではあるけれど肯定的にとらえ直して自分の役割を果たす。
この本は、仏教の入門にとてもいいと思う。魅力的な空海が描かれている。
仏教の流れが大掴みできる。
空とか縁起とかなかなか理解の難しいところを分かりやすく説明してくれている。
中期密教
空海の師「恵果」より
それぞれに曼荼羅を持つ。
空海がまとめた。両部不二。
密教とは何か
如来とは宇宙の原理
人々に伝わりづらいので大仏で表現。
法は人から人へしか伝わらない。
衆生秘密
仏を信じなければ仏教と出会うことはない。
三密
身口意
身密 手は法界定印という印契、足は結跏趺坐
意密 空そのものになること
他力本願
「善人なおもて往生す、いわんや悪人をや」
あなたが阿弥陀仏を受け入れるかどうかの一点にかかっている。
空海の世界
六大 識、空、地、水、火、風
識とは意識、空とは空間。
空海ゆかりの場所
毘盧遮那仏(びるしやなぶつ)
○東寺(教王護国寺)
立体曼荼羅
八大童児 運慶作
○高尾山寺(神護寺)
最澄との交流が始まる
いくつもの能力があったとされる空海。
こんなに凄い人がいたことを知ることは感動的である。