『ブランディングファースト』宮村岳志著
新しい時代の経営の思考法。
ブランドは柱でありその柱を確立するための施策がブランディング。
ここでは企業に関する話であるが、個人でも同じだと思う。
ブランディングは重要だと思う。
例としてシャンプーのボダニストが挙げられている。大阪の小さな会社「I-ne」。
飽和状態であろうシャンプー業界、花王や資生堂やコーセーやカネボウやP&Gなど
並ぶシャンプー大手企業の間に割り込んで売れている。インテリアとしてもまわいを邪魔しないシンプルなパッケージで植物由来で地肌に優しい、買って見ようかなと思わせる。
今いる社会のはパラダイムシフト(革命的変化)している。
経営者や企業も持つ強い思いはブランドの芽である。これを企業の柱として育てるための施策がブランディング。
十分に練り上げてからの発信では遅い。タイムイズライフ。お金以上に時間が大切だという認識になりつつある。トライアンドエラーでトライアルする必要がある。十分にあちらもこちらもも大丈夫な状態まで待っていれば先をこされてタイミングを逃してしまう。スピードが大切。
ブランディングは経営戦略。例えばブライダル業界では品質で勝負する時代の波が物凄いスピードで大きく押し寄せている。ブランディングは投資したお金が資産になる。
グローバル企業のブランドを金銭的価値で測定する価値評価ランキング(2019)
ではアップル、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、コカコーラの順であった。
ユーザー自身が意識して行う行動は5%残り95%は無意識に行なっている。
『人は見た目が9割』というベストセラーがある。
ブランディングにデザインは重要。
企業や経営者の思い、社会に伝えたいメッセージがブランドの根幹にあることが非常に重要。
MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)。
内面を磨きしかるのちに外見も磨く。ブランディングの正しい順序。
クリエイティブの中にデザインとアートがある。デザインは世界の共通語である。
ブランディングは、個人に当てはめて考えてみる価値があると思う。
もっと早く気がつけば良かったかもしれないけれど、今からでもやってみよう。