『無名の人生』渡辺京二著 図書館の予約の順番が回ってきた。

文春新書『無名の人生』渡辺京二著。

矜持のある人のようだ。

昔の人であることは、文脈からかんじられる。特に女性に対する考え方は古い人だと思わせるものがある。しかし、それ以外は気持ちよく読めた。

誤解されることが多いのだろうけど、言いたいことはわかる。

それでも誤解する人をどうにかすることは難しいという諦めみたいなものがどこかにあるんだろうなあと思わせる。

個人的には最後の部分が著者が生きてきた人生の中から得た大切な教訓のような宝物を書いてくれていることに感謝する気持ちが浮かんだ。

農民の一揆春闘のようなものという表現は始めてだったので新鮮に感じられた。

自分を匿さないというのはこれから私も実践していきたいものだ。

われわれは地球に一時滞在を許された旅人という言葉は好きだ。

まあ野垂れ死にが理想をいうのは言葉どおり理想なのだ。

いくつか今後生きて行くのに参考にしたい言葉が散りばめられていて心地よい読後を味わっている。

 

 

 

養老孟司著『「自分」の壁』と矢作直樹著『いのちが喜ぶ生き方』

図書館に予約していた本が届いた。

自分の壁といのちが喜ぶ生き方の2冊だ。

たまたま予約していた本が同時に借りれるようになったので、近くの公民館で受け取りをお願いして取りに行った。

パッと目を通すとなんか共通点がある。

今を大切に生きることと、世間の風潮に迎合しない生き方が書かれているようだ。

矢作さんは、なんか宗教家の趣がある。

神道ということか。

養老さんは、いつも弔っているイメージだ。

多くの経験に裏打ちされている。命を扱う人が感じていることを知りたいと思う。

彼らは悟っているのだろうという思いがある。

1つの経験すら重すぎるのに、それを日常で関わっているって凄いことだと思う。

だから、その心構えというか、気持ちの持ち方を彼らから学んでみたいということだと思う。

 

パソコン要約筆記学習

パソコン要約筆記の講座に通っている。これがなかなか一筋縄では行かないのだ。

初めてから、1年以上経っている。

なかなかパソコンの入力速度が上がらない。

今日の講座であいうえおを目をつぶって打った。

はじめの一歩の練習だ、初心者が身に付けるべき課題だ。

そこができていないので先に進めないのだ。

指が納得していない。

しかし、毎日ほんの少しづつは練習しているのだ。

思い通りにはいかない。

自在に打てるようになったら楽しいはずだ。

そして何らかの役に立つのだ。

頭を耕すのにとてもいい。

一年前と比べたら随分上達したものだ。ブラインドタッチも

もうちょっとで身につくのだ。

思ったことを打ってみる日記がいいというのでこれをやっている。

書くことも好きだ。もともとこれが本当にしたいことなのだ。

いつのまにか随分遠ざかってしまった。

書けるはずだ。

入力速度は以前とは段違いに早くなっているのだから。

もうあとほんの少しで思い通りに打てる日が来ると思う。

 

 

スマホゲームにハマっている。

『黒猫ウィズ』や『白猫プロジェクト』を始めてしまった。

もう一ヶ月経つ。何度か通信エラー始めからからやり直しを何度もやっている。

しかしやめられなくて。また始めからやっている私がいる。

なんということだ。子どもたちがはまっている姿やパチンコに並んでいる人たちをかわいそうと思っていたのに。私も抜けられなくなっている。

そこに私がいる。人生もゲームだとしたら、ここに凝縮した私の人生への対応の仕方が如実に現れているではないか。

そうそう、ケチで細かいことを気にする一方で、ずさんなことが多い。

特に大金を手にすると明らかに気も大きくなってお金遣いが荒くなる。

ソウルが足りない事が多い。そうだ人生も毎日の生活もチャレンジし続けていくエネルギーが不足しているのだと思う。くだくだ考えている暇に次のチャレンジに向かうべきなのだとスマホゲームは人生に指南をしてくれる。

もう少しハマっていたい。

 

リボン、レース、花、刺繍、水玉。

好きなものは変わらない。並べてみると少女趣味だ。いつも周りにあるといいな。

大人なつもりでも中身は変わってない。これらをみんな並べていることが嬉しいわけではない。生活の所々にあるといいな。

シャンタンやビロードも好きだ。

時々見え隠れする赤の気配はハッとする。

沢山の好きなものが溢れてる。いつもはすっかり忘れてる。たまに思い出してながめていたい。

汗がしたたる

こんなに汗がでるのはいつ以来かなあ。出てるつもりはないけれどこれがポタポタとしずくになって下に落ちて気づく。ああ、あせが溢れてる。

タオルで拭くととても気持ちがいい。さっき雨ふりだしたから、窓閉めたんだ。

これが汗臭い。出来ればいつもいい香りで暮らしたいけど人間汗もかくのだなあ。

滴るほど汗かくとちょっとなにか満足感がある。

なんでそうなのか?人間らしいということなのかな。

以前こんなに汗かいたかなあ。エアコンの中で暮らしていた時時「寒いなあ、はおりものもっていよう。」と夏はいつも考えていた。

あふれる汗が心地よい夏であってほしい。時々小さな雨に濡れてシャンパンの時間をすごしたい。(シャンパンのような気候が美味しいお茶を育てるらしい。)

雨で傘をさしていなくても、ああ傘忘れたんだとか思わないで、気分を味わっているんだと思ってくれたら嬉しい。

丁寧に見ること

街の本屋さんにはインテリアの本があってこれを見るのは至福のひとときだ。ブログにもインテリアがいい感じのがたくさんある。特にお家でサロンとかいうブログはいいなあといういう雑貨が溢れている。

自分の家を見まわすとそれぞれで見ていいなあと思ってもこれらを集めてくるとごっちゃになってちっとも良くない。

私の選ぶものへの物語やストーリーがあってこそいいと思う。そしてそれらを集める都トンデモない状況に陥る。今ある物を少しづつ変えていきたい。

本屋へ出かけたり、ネットサーフィンしたりしないでお家にあるものをみつめてみよう。

でもどんなものがあるのかは見て見ないとわからないよね。

でもあちこち見ているともっといい物が溢れてる。あまり沢山は見ないでおこう。少しだけ参考にさせてもらおう。