2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『うまく行っている人の考え方』

100項目あるが、同じことを言い換えている項目も多数ある。50ぐらいにはなりそうだ。 一言で言えば「自尊心を持て」で終わる。 自己肯定感を養え! ではどうすれば良いのか?その具体例だ考えるといいのだろう。 1自分を許す ミスした時に自分に優しく 2自分…

『大分断 教育がもたらす新たな階級社会』エマニュエルトッド著2020PHP新書

『大分断 教育がもたらす新たな階級社会』 エマニュエルトッド著。 教育が分断の原因となる。 意図せず分断に加担することになる。 一人一人は、よりよくなるために、そして我々の社会もより良いものにしたくて学んでいるはずなのに。結果としてそうではない…

『やりたいことを全部やるメモ術』臼井由妃著2019日経ビジネス文庫

『やりたいことを全部やるメモ術』凄い。 全部やりたいけれど、いろんな制約があって出来ないというよりは、はじめから諦めてしまっている。その発想で取り組めば今までとは違った結果が出そうだ。 この本は、やりたいことを全部やる時間術の続編。 書き出し…

『おじいさんの思い出』トルーマン・カポーティ著1988

トールマンカポーティの小説家としての初期の作品40年以上忘れられていた。 手元のあるこの本は、山本容子氏さんのたくさんの絵が魅力的な、村上春樹の訳である。 主人公の男の子の多感な頃の出来事。田舎の家に祖父母と父母と僕の5人で暮らしていた。 おじ…

『話を聞かない男地図が読めない女』アラン&バーバラピーズ2002

現在kindleのAmazon primeで無料 男脳・女脳が謎をとく、の副題。 男は狩に行き、女は木の実や果実を採った。 それ以来役割が違うのだというのが主張だ。 充実した人生を送るために男女の客観的な違いを理解して生きることが良いという。 人それぞれ女だから…

『100分de名著伊勢物語』高樹のぶ子著NHKテキスト2020年11月

『伊勢物語』在原業平が主人公で、プレイボーイを描いていると言われているが、和歌なのでなかなかとっつきにくい。伊勢物語を題材に描かれている絵画などたくさん目にして、一度読んでみたいと思っていました。100分de名著シリーズはとても読みやすく書かれ…

『Taoの教え あるがままに生きる』安冨歩著2017

現在kindleのAmazon primeで無料 老子は、孔子のように実在の人物を指すわけではない。しかし、孔子のようにニ千数百年前から読まれてきた。人々の生活の中で実践的な意味を持って読み継がれてきた。 世界のいかなるものも、生まれ、変化し、滅んでいくとい…

『話し方で損する人得する人』五百田達成著2018

現在kindleのamazon primeで無料 話し方で少しでも気持ちよくコミュニケーションできればいいですね。ちょっと気をつけるだけで出来そうです。 ○家庭・友人編 ・相手が話し始めたら聞き役に徹する 村上春樹さんがすすめるモテの極意 「話したい」人がほとん…

『酒井抱一 俳諧と絵画の織りなす抒情 』井田太郎著(岩波新書) 2020

江戸琳派の画家『酒井抱一(1761-1838)』 播磨国姫路の譜代大名の酒井雅楽頭家別邸で生まれる。姫路の武家の出身と思っていたが、江戸で生まれている。あとを継いだ長男が亡くなったり本人が出家したりした。これは藩側の意向と思わせる句を詠んでいる。 あれ…

『民主主義とは何か?』宇野重規著2020講談社現代新書

現在も民主主義の危機と言われている。 1.ポピュリズムの台頭 イギリスのブレグジットやトランプの選出 ロシアによるサイバー攻撃やSNSを通じたプロパガンダ 2.独裁的指導者の増加 習近平、金正恩、プーチン コロナ危機には、中央集権的な方が対応が速いとい…

『ずるい考え方』木村尚義著2011

『ずるい考え方』という本の題名がちょっと嫌な気分にさせる。実は「ラテラルシンキング」の本である。 ○常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方 ○最短ルートで問題を解決する考え方 ○お金や時間をかけず目的を達成してしまう考え方 ・疑う力 あら…

『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之著

今Kindleの prime readingで無料 ファクトとロジックとか、数字で語るなんかは、出口治明さんのお話に通じます。 これはコンサルでも大切なことなのだ。 大学院でもこうした仕事のやり方を学ぶと聞いた。結論から話すようにしてみよう。 ⭕️コンサル流話す技…

『現代洗脳のカラクリ』苫米地英人著

現在、KindleのAmazon primeで無料。 苫米地さんの本の中でもかなり書き切っている印象の本だ。 『洗脳のカラクリ』は、トランプがヒラリーと大統領選を争った翌年2017年にかかれている。 21世紀の南北戦争であると。 そして拝金主義という洗脳から、差別と…

『テレビは見てはいけない』苫米地英人著PHP新書2009

脱奴隷の生き方 テレビは見てはいけない。洗脳装置である。 しかしキーホールTVもサイゾーにも興味は無い。 先日『闇の脳科学 完全な人間をつくる』を見てこの本のことを思い出した。 (書評サイトのHONZの仲野徹さんの書評参照) 脳科学は、知らないうちに…

③『ゼロから学ぶ日本史講義戦国江戸篇』出口治明著2020

1068中世(500年)摂政政治終わる 1568近世(300年)織田信長上洛 1868近代 明治維新 なんと明確。 生まれた年代、生まれた場所によって人の運命が大きく左右されるモノなのだと痛感させられる。信長、秀吉、家康は、3年、6年と離れて生まれている。もっと離…

②『ゼロから学ぶ日本史講義中世篇』

学校で習って、今まで思っていた日本史とはずいぶん違う。色んな研究が進み、変わってきた事もあるが、そもそもの捉え方が違うなあと。 そして近頃話題の本の内容もあちこちに散りばめられているのが楽しい。 中世を楽しむには教養がモノを言う。 あちこちで…

①『ゼロから学ぶ日本史講義古代篇』出口治明著

出口治明さんの日本史講義古代篇。 宇宙が出来たところから始まる。なんの本を買ったんだっけと表紙を見直した。 思っていた日本史の本と全然違う。科学的歴史で世界史の中に埋め込まれている。 138億年前ビックバンが起こり、46億年前に太陽系ができ、45.5…

『マインドハッキング』クリストファーワイリー著新潮社2020

『マインドハッキング』クリストファーワイリーさん。先天性の疾患で肢体が不自由なゲイのカナダ人。告発人。 気がつかないうちに、凄い時代となっている。 Facebook上で、ロシアが、アメリカ大統領選にケンブリッジアナリティカ(CA)という会社を使って大…

『2030年ジャックアタリの未来予測』ジャックアタリ2017

不確実な世の中をサバイブせよ ■憤懣が世界を覆い尽くす 金と利権と権力にしか興味のない人々が自分たちのために世界を動かしている 自分自身の人生を大切にする 自分幸福は世の中のあり方に依存する 自分自身になれるかどうかかかっている 集団の活動に大き…

『冴える脳をつくる5つのステップ-ゆっくり急ぐ生き方の実践』築山節著2020

以前に読んだ、脳神経外科医の築山さんが書いた『脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める』は、生活習慣によって冴えた脳をつくる内容。 ・集中力と頭の回転の速さを高める ・行動力とセルフコントロールを高める ・情報を入力する力と記憶力を高…

京都迎賓館見学2020

藤の間 100ヘクタールに及ぶ京都御苑内にある京都迎賓館。地下鉄今出川駅から徒歩15分。 事前申し込みが必要。ガイド付きで2000円。 所要時間は70分。 平日だったので空いていた。 京都迎賓館は、来日した各国の賓客おもてなしするため、内閣総理大臣や衆参…

『感染症の日本史』磯田道史著

人類の敵は人類ではなくウイルス。 興味深かったのは、攘夷とか、鎖国とか、感染症予防の面もあった点である。 南北アメリカ大陸で先住民たちが滅亡するのとになったのが感染症。ならば恐らく拒絶することには意味がある。 最初の天皇も伊勢の祭祀も疫病が始…

『日本一簡単な「投資」と「お金」の本』中桐啓貴著2019

投資とお金の話をわかりやすくまとめてくれています。 まず思い浮かぶのは、ピケティの「r>g」という不等式だ。「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長。明らかに資産運用が有利だ。、 80歳で寿命から100歳で寿命へと伸びた。 そのため ①より長く働く 50…

『戦略がすべて』瀧本哲史著2015

『2020年6月30日にまた会おう』 東大での講義で、8年後にみんなで答え合わせをしようと決めた期限がこの日だった。 その約束は叶わなかった。47歳の若さで亡くなってしまった。 瀧本哲史さん(1972-2019) I ヒットコンテンツには「仕掛け」がある II 労働市…

『諦める力』為末大著2013

諦める力、勝てないのは度力が足りないからじゃない。 スポーツ選手のその後の身の振り方は、ちょっと考えると、明らかに前もって戦略を立てて、人生に取り組む必要があるだろうと思う。 著者為末大さんは、元オリンピック選手としてとても知名度のある方。…

『20代で得た知見』F著2020

言葉に対する才能があるってこの人のことだ。 読んだ後にもう少し自分の感情寄りに生きてもいいのではと思った作家は、村上春樹以来だ。 言葉によってスポイルされたい人、ナルシストに乾杯。読むべき本がでました。 20代で追い詰められた人なら救われるかも…

『60歳からを楽しむ フランス人は「老い」を愛す』賀来弓月著2018

人生を美しものにしよう。 「La vie est belle」 薔薇色の人生、自分生き方は自分で決める。 ボランティア礼賛の本なら、ちょっと辟易です。ご多分に漏れず著者は元大使。無尽蔵な日本の経費で暮らしてきた方だろうと想像がつく。 そしてカトリック女子修道…

『深く考えるための最強ノート術』午堂登紀雄著2018

行動することが最も大切だが、紙に書き出すことで思考する。普段は思考していない。 ノートに書こうとするけれどどんなノートがいいのかとかペンは何がいいのかとか色々考えて試行錯誤しているうちに本来の書く内容よりそちらに重点が移ってしまい本末転倒に…

『悪魔の予言』日下公人著1997

1997年にこの本を読んだとき、なんとひどい予言と思ったけれど今から振り返れば、当たっていることが多い。この本を読んでから頭から離れなくなった。的中しすぎて怖い。書くと現実化するので、良い話を書いて欲しい。 今は日本の良さを書いてくれている本(…

2020年9月8000歩達成

先月9月も8000歩の目標を達成することができました。雨の日は家の中で歩きました。 オムロンの体組成計を4月に買って、体年齢が10歳若返りました。本当? 周りの人がコロナぶとりの中とても嬉しい。 まさに毎日8000歩 歩くというだけです。 1万歩歩いている…