2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『ロンドン骨董街の人びと』六嶋由岐子著1997

イギリスの階級社会のありようが描かれている。イギリスにある東洋をはじめとする世界の美術品は戦利品である。本来の系譜では無い。しかしそこにあるからこそ生き残ったのかもしれない。著者が初めて住んだイースト・エンドは、タニアは超美人でもコックニ…

『疲れない脳をつくる生活習慣』石川善樹著2016

マインドフルネスの本。 ずいぶん古いという感じがしますが、継続してやってる人は成果が出てるだろうと思います。 毎日5分の瞑想。 ストレスコントロール 糖質コントロール 睡眠コントロール への化学的アプローチで生活習慣を身につけよう。 人間が1日に使…

『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs』

落合陽一は何者なのか?落合信彦さんの息子さん。メディアアーティストって何する人。 未来を夢見る役割なのか? 2030年世界はどう変わるか? それを考えることによって今からどちらに向かって走れば良いかわかる。 現状認識は確かなもので未来予測は、どち…

『マーケット感覚を身につけよう』ちきりん著2015

価値を認識する能力=マーケット感覚 最後に出てくるいろどりの葉っぱビジネスのお話は、何度も読んだり、テレビで見たりしてそういう着眼点があったのかと思っていたが、これこそがマーケット感覚のあるやり方なんだ。 知ってはいたけどちきりんさんがここ…

『日本の10大新宗教』島田裕巳著幻冬社新書2007

無宗教と言われた日本人も、実は明治維新までは神道と仏教が渾然一体となっていたが分離されたので不明になっている。 こんなに多くの宗教があるのことに驚く。 知らなかったことが満載です。新興宗教ではなく新宗教という題名。1970年代から一般化している…

『本の使い方』出口治明著 角川新書2014

1万冊を血肉にした方法 希代の読書家にして立命館アジア太平洋大学学長出口治明さんが著書です。 考える力を養うための本の使い方を伝授。 教育の最終目的は「自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を述べること」 読書量より何より精神のあり方が大切。 …

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』ファインマン著2000年岩波現代文庫

成毛眞さんの書評で知ったこの本、 世の中にはなんでもできる人がいるのだ。 ファインマン(1918-1988)は、 まず3回結婚していて、1965年にノーベル物理学賞を貰っている。電子と電磁場の量子力学への寄与に対して。 物理学そのものだけに関心があり、誰か…

『茶の本』岡倉覚三著 岩波文庫

岡倉覚三=岡倉天心と聞けば、廃仏毀釈によって見捨てられた日本美術を評価したフェノロサに従って東京藝術大学を起こしたり国宝を制定したりした人というイメージだ。1884年法隆寺の夢殿で救世観音像を開帳した。ボストン美術館にある多くの国宝級の日本の…

『仮想通貨の確定申告がわかる本』小山晃弘著2018年11月

税制については税理士のような知識を身につけて自分で税務申告するという想定ではなく税理士に相談するための基礎知識を得ておくための本である。様々なケーススタディもあり一読の価値はあるかと思います。 H29.7(2017)以降購入時の消費税は非課税。 仮想…

『職業としての小説家』村上春樹著新潮文庫2016

村上春樹さんの作品を読むと、ああもう少し感性側によって生きてもいいんだと思わせてくれるところがいいなあと思っています。自分の感情に寄り添って生きるのもありだなあと思わせてくれる。 作家はエゴイスティックな人種だが広い心を持ち寛容さを発揮する…

『小説家という職業』森博嗣著 集英社新書2010年

かなり偏った本である。 しかしそれは合理的という言い方も出来る。 まずは書けという。それは正しいような気がする。書かなければ何も始まらない。しかも他の本を読んだりしないであるいはブログなど書いたりしないでともかくも書けという。 個人の感性に大…

『二十二社朝廷が定めた格式ある神社22』島田裕巳著

日本全国には登録している神社だけで8万5千とか。登録のな小さな神社まで数えると10万を超えるらしい。 この頃は、お寺や神社に行くことが楽しみになってきました。神や仏への信仰があるわけでもご利益を期待するわけでもないけれど、この歴史残してくれたも…

『園芸家12カ月』カレル・チャペック著1975中公文庫

緑の指を持つ人は、植物を育てることに長けている。そうありたいが、いつも何かしら枯らしている。残念だ。 園芸家がどういう人種なのか書かれているのがこの本です。園芸家のよろこびは単に美しい花を咲かせるための労働とその報いだけにあるのではなく四季…

『植草甚一の読書誌』植草甚一著

植草甚一さんの本を最初に読んだのは 『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』 この本は題名が魅力的だ。 JJおじさんこと植草甚一さん(1908-1979)。なんと言っても魅力は、歳をとっても新しいものを追いかけるエネルギーだ。ちょっと元気がない時とかひ…

『自由をつくる自在に生きる』森博嗣著

2009年の本ですが全く古く感じない。 書いてみたら作家になったとか言ってちょっと驚かされる、彼は作家なのだ。 自由についても引き込まれて読んでしまった。 ブログ1か月休んだらという内容には驚かされた。前に読んだ時からこれが頭にあったのだろうか。…

『人生を面白くする本物の教養』出口治明著

本物の教養を持つ人出口治明さんの著書である。正しくこの人にこそ教養とは何かを語らせたいです。それがこの本です。 「本を読み、人に会い、旅をする、そして自分の頭で考え抜く」これが出来ればと思います。 合理的な思考の人で、いつ聞いても同じ質問に…

『不良中年は楽しい』嵐山光三郎著

1997年に出版され1998年に買っている。 今読み返してみると女癖が悪い話ばかりだ。 買った時は、なんか自由だなあと感じた本だった。 ただ、今読み返してみるとゴシップ話が面白かっただけのような気がする。 マルクス 家政婦に手を出し男のを生ませ脅迫され…

『怠け者のさとり方』タデウス・ゴラス著

The Lazy Man's Guide to Enlightenment 今日本屋で『怠け者のさとり方』が文庫になって並んでいたのでびっくり。 長らくの愛読書です。1992年に買っている。 (28年前) 石田ゆりこさんも愛読していると聞いてさらにびっくり。 まとめると 自分を愛そう。 …

『中村天風 怒らない 恐れない 悲しまない』

中村天風の天風会、もう中村天風さん(1876年7月30日 - 1968年12月1日)は亡くなったが これは自己啓発でありヨガである。 宗教のようでそうではない。しかし、玄洋社は西郷隆盛からの流れを汲んだ右翼団体である。天風は頭山満さんのところへ預けられる。 …

ボブマリー(Bob Marley)の30の提言

ボブマリーって誰? ジャマイカ出身のレゲエミュージシャン 1945年生まれで1981年36歳で亡くなっている、今年生誕75年になる。 今ボブの公式YouTubeで配信されているLEGACYシーリーズのエピソード6 「Ride Natty Ride」ジャマイカのスケーターやサーファー…

『ジムクレイマーの投資大作戦』

ジムクレイマーのウィキペディアによると、 ジムクレイマーは1955年2月10日生(思ったより若い) ウォールストリート・ジャーナルなどで、彼の推奨に従ってもマイナスリターンしか得られないことなどを記事にされている。 いつの時代もない常に順風満帆とい…

『我が息子よ、君はどう生きるか』チェスターフィールド著竹内均訳2013

かなり意味深い内容だ、特に長く生きてきた人間だからわかることが書かれている。 目の前の物事や人から目をそらさない 不注意なひと注意力散漫な人ほどc一緒にいて不快な人はいないと思う。それは相手を侮蔑しているのと同じことなのだ。侮蔑はどんな人にと…

『世界のエリートはなぜ「この基本」を大切にするのか』戸塚隆将緒

慶應大学→ゴールドマンサックス→ハーバード→人材育成と英語の会社 正しくエリートな戸塚さん。そしてこの分野を選んでいる。学ぶことが大好きなのだろう。 1.利害関係を超えた「つながり」を信じる 直感・運命・人生・カルマなんであれ何かを信じることです…

クリス・ベイリーさんのライフハック100

ブログ「A Year of Productivity」のクリス・ベイリーさんの生産性を向上させるためのエネルギー・注意力に関する100のライフハック。2014年。随分古いけどよく考えられている。 1重要なタスクは出来るだけ少ない時間を予定する 2TVから脱出する 3タイムダイ…

『人は成熟するにつれて若くなる』ヘルマン・ヘッセ著

本屋の店頭に『ライフスパン(老いなき世界)』デビット・シンクレア著 という本が並んでいた。 老いは病で治療できる。人は老いないという。 ついに肉体が老いない時代がやってくるのか?得られた知識や知恵をそのままに肉体だけがリセットできる未来がやっ…

『レオナルド・ダ・ヴィンチを探して』東京書籍

この世で最高の美男子と言われている。 そして同性愛者。 もともと左利ききで両手が使える。鏡にうつして読み取れる文字で書いた。 モナリザという世界一有名な絵を描いた世界一有名な画家レオナルド・ダ・ヴィンチ。 美しい少年だったようだ。歩く姿を美し…

真宗大谷派 東本願寺

東本願寺御影堂 東本願寺御影堂 真宗大谷派(東本願寺) JR今日から歩いて5分本当に立地に恵まれたお寺です。すぐそばに同じ浄土真宗本願寺派の西本願寺がある。京都駅に早めに着いたときにはちょっと覗いています。 東本願寺御影堂門 東本願寺阿弥陀堂 「阿…

『Think right』ロルフドベリ著

Thinkシリーズ3冊目 Think clearlyとThink smartが当たり以前の書籍『なぜ間違えたのか?』を焼き直して、3部作に。上手いなあ。52は1年は52週からなので1週間に一つ実践できれば凄い。 思考の落とし穴を自覚していつも気をつけることで誤りから身を助ける…

『Think smart』ロルフドベリ著

『Think clealy』でも52項目だった目次 『Think smart』でも52項目そして『Think right』でも52項目 これだけあれば幾つかは気持ちにピタッとくるものがあると思う。 1新年の抱負が達成できないわけ(先延ばし) 人生は決まった時間しかないのについつい先延…

2020年8月9000歩達成

今年も暑い8月でした。 なんとか8月は、平均9000歩/1日達成です。 毎日の散歩、なんとか目標の1日8000歩を上回る歩数を達成出来ました。 日傘のお世話になりました。 マスクをしての散歩はなかなか大変でした。 1月は8000歩未達成でしたが、8月は達成でき…