『13歳からのアート思考』末永幸歩著
「あなたの探究の根をじっくりと伸ばし自分なりの答えを作る作法です。」
「①自分だけのものの見方で
②自分なりの答えを生み出し
③それによって新しい問いを生み出す」
自分なりのものの見方ができると、結果を出せたり幸せになれたりする、という。
問い続けるのですか。誰にも共感されずに。
アートは私たちになにをもたらしてくれるのか。ただ見たいから、ただ美しいからでは自分なりの答えにならないというのか。
異端への捉え方が日本と海外では違うというのか。
長いアートの歴史を中の位置づけがあってこそアーティストとして認められるのでは無いのか。著者も多くのアートを学んだことで生み出された作品の価値がわかるのでは無いのか。好きを追い求めて自分だけのアートを育てても共感を得られなければ意味を持たないのでは無いのか。確かにこどもはアーティストだとしてもアーティストのまま成長することは難しい。
「1人のアーティストとしてあなたの生きている世界で探究の根を伸ばし、アートという植物を育てて欲しい。」アーティストになれ花職人にならないようにということだった。
しかし、花職人も素晴らしいでは無いかと私は思う。そこにあなたのこだわりがあるなら。
誰かに頼まれた花ばっかり作っていないか?
探究の根を伸ばすことを諦めていないか?
自分の内側にあったはずの興味のタネをほうちしていないか?
と問われて一つ一つ当てはまる。図星である。いわゆる痛いところを突かれている。
思い当たることありありだ。
出来ればアーティストとして自分の思考力を育て自分なりの答えを出したい。