『人生を面白くする本物の教養』出口治明著
本物の教養を持つ人出口治明さんの著書である。正しくこの人にこそ教養とは何かを語らせたいです。それがこの本です。
「本を読み、人に会い、旅をする、そして自分の頭で考え抜く」これが出来ればと思います。
合理的な思考の人で、いつ聞いても同じ質問には同じ答えが返ってくる。一度聞いたら良さそうなものだけど聞くたびにああそうだったと思い出す。
・教養とは人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツールです。
・勉強の目的は、ものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明するようになるため。
・タテ(時間・歴史)ヨコ(空間・世界)
・国語でなく算数で
・数字・ファクト・ロジック
・「修飾語」を取り除いて考える
極めて合理的な考え方をする著者ではっきり答えを出してくれるあまりに簡単に出しているようなのでちょっと面食らってしまうところがある。
『宗教と哲学』を読んでいる途中だが、あまりの内容の濃さになかなか前に進まない。
この人ぐらい教養を身につけたいけど、まずは日本史と世界史がうまく連携出来る様になりたい。