『自由をつくる自在に生きる』森博嗣著

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2009年の本ですが全く古く感じない。

書いてみたら作家になったとか言ってちょっと驚かされる、彼は作家なのだ。

自由についても引き込まれて読んでしまった。

ブログ1か月休んだらという内容には驚かされた。前に読んだ時からこれが頭にあったのだろうか。それは毎日ブログを書くことの弊害、

ウケる内容に走る。じっくり考えることを阻害するという本質をついた内容だった。

 

・老人には余裕がある。蓄えたもの(経験、知識、常識、信念)が実は自分を縛る結果になる。内側からの支配である。出来ないと思い込む。

・僕は、よく「本当に願っていれば、どんな夢でも叶う」と口にする。そんなきれいごとを、と眉を顰める人は多いと思うけれど、この言葉の真意は、少なくとも「願わない夢は叶わない」ということだ。たいていの場合、夢の実現が困難になって、いわゆる「挫折」を味わうのは、「もう駄目だ」と本人が諦めた瞬間である。本人か諦めなければ、限りなく不可能に近い夢であっても、挫折は訪れない。細いながらも道はまだつながっている状態と言える。

支配されていることを自覚すること

・対処方法は自分の意見を周囲に話す、少しづつでいいから自由の根回しをする努力を続ける。根気よく少しづつ自由が築かれる。

・みんなと同じことをしない。

・自由を得るためには毎日少しづつ前進をする作戦が最も有効。

・積極的に手を伸ばさなければ自由には届かない。

・自由を目指して生きる理由はそれがとんでも無く楽しいから。

いま何に支配されているかをよく観察し、考えて行動し前に進むしかないらしい。

本当のことが書いてある気がする本であった。