『人は話し方が9割』永松茂久著
話し方のスキルを上げることは心を磨くことである。話し方は心のあり方で決まる。
なんと大変なことなのか?
苦手な人との会話を避け大好きな人と話す時間を増やす。
あなたの話を聞いている人はあなたの口から出る言葉だけではなく総合的なものであなたの話を聞いているから。
最も大切なのは自己肯定感。
話している相手を決して否定しないあなた自身も否定させない。
人は誰もが自分のことが一番大切であり、自分に一番興味がある生き物である。
本来誰もが自分のことを認めてほしい、自分のことをわかってほしいと願っている。そしてわかってくれる人のことを好きになる。
自分が話すのではなく相手の話を広げる。話を広げるためのキーワードをあらかじめ作っておく。
売り込むのではなく間に役立つ情報を届ける。相手にメリットのある話。
相手の名前を覚える。
あなたを多様して相手を会話の主役にする。自分自身が楽しむことで周囲を巻き込む。
「食べ物」「出身地」「ペット」
大切な人と一緒に笑うと距離感は一気に縮まる。
しくじりリストを作って失敗談をタイミングよく話す。
話の上手い人は嫌われない話し方のコツを身につけている。
相手の気分を害する余計な一言を言わない。
悩んでいる人には一緒に考えようねと感情に寄り添う。
人によって態度や話し方を変えない。
嫌わられる人の話し方を知って自分はやらない。
頑張れを言う時は相手をよく見てタイミングと言い方に注意する。
叱る時こそ相手への敬意と労いを忘れずに。
できる人は、叱られた後謝罪と感謝を伝える。
愚痴や悪口ばかり言う嫌な相手とは付き合わない、話をしない。
嫌いな相手にはあだ名をつける、反応しないで対応する。
難易度の高い人と無理に話さない。
日本人の一番好きな言葉は、感謝。
ありがとう
おかげさまで
感謝しています
感謝の言葉を口癖にして褒め言葉は積極的に受け入れる。
相手の言葉を額面通りに受け取らず本当の感情に気づいてあげる。
幸せでありますようにと祈りながら話すと全てうまくいく。
さて心を磨くという難易度の高い事が出来るだろうか?いつかそんな日が来ると良いなあ。
『自分の価値に気づくヒント』ジェリーミンチントン著
自己肯定感これが一番。
そのための自分の価値に気づくヒント100。
明らかにおなじ事を言ってる項目がある。
やってみると決めた項目に⭕️(20/100)
自分を受け入れる
自分の価値を信じる
自分を認める
自分の可能性に目覚める
一歩ずつ前進する
自分を改善する
変化を受け入れる
人生観を変える
夢を叶える努力をする
全力を尽くす
自分を変えて世界を変える
いい思考の種を植える
いつも物事の良い面を見る
好き嫌いを減らす
批判に耳を傾ける
業績のリストを作成して自分を励ます
正直な言動を心がける⭕️
新しい考え方を受け入れる
大好きな仕事を見つける
なりたい自分をイメージする⭕️
望み通りの人生をつくる
なりたい自分になる
自制心を働かせる
想像力を高める⭕️
熟考する習慣を身につける
目標を細分化する
自分の選択に責任を持つ
自分の成功を選ぶ
人生を実地研修とみなす
重要な活動にだけ時間を使う⭕️
強い決意を持つ⭕️
自分にも相手にも正直になる⭕️
自分の問題を最小限に減らす
孤独を楽しむ⭕️
悪意のある発言を無視する
好かれなくても気にしない⭕️
人を許すことを覚える⭕️
機転を利かせる
自分の間違いを喜ぶ
適当に不完全になる
柔軟性を持つ
心を開く⭕️
聞く技術を磨く
ネガティブな人を避ける
固い友情を分かち合う
最善のアドバイスだけを受け入れる
もっと親切になる⭕️
感情移入をする⭕️
約束をしっかり守る
世話になった人にお礼を言う
良い友達を持つ
八方美人にならない
礼義をわきまえる
ほめて人を動かす
他の人に奉仕する
愛を育てる
無償の愛を実践する
健全な自尊心を持つ
褒め言葉を素直に受け入れる
最高の人生を送る⭕️
良い友達を選ぶ
無理に好かれようとしない
もっと愛を表現する
大いに笑う
深呼吸で満ち足りた気分になる
ささやかな贅沢を楽しむ
特別な日を満喫する
また時間を有効に活用する
楽しい人生を選ぶ
人生の記録をつける
心の持ち方をポジティブにする
楽観的になる
前向きに生きる
内なる批判者に気をつける
うちなる支援者を育成する
逆境を活用する
幸運をつかむ⭕️
チャンスを見つける
感謝の気持ちを持つ⭕️
間違いから教訓を学ぶ
リラックスする
自分の信念を吟味する
自分が世の中に与える影響に気づく
自分の感情にだけ責任を持つ
いうべきことは言う⭕️
自分らしさを大切にする
今すぐに自分を受け入れる
自分のユニークさに気づく
自分を売り込む⭕️
常にベストを尽くす
先延ばししない
創造性を目覚めさせる⭕️
自分で調べる
変化を歓迎する
勇気を出す
建設的な批判だけを受け入れる
励ましを得る
落ち着いて行動する⭕️
思いっきり遊ぶ
許す⭕️
『マルクスガブリエル危機の時代を語る』丸山俊一
マルクスガブリエルは何者なのか?
「新実在主義」思想界の旗手。
今目撃しているのは新自由主義の終焉だ。
背景を知らないとこの本を読んでも全体像がつかめない。
NHKの「欲望の時代の哲学2020」の書籍化。
グローバル化が進んで国家や個人の意味が失われ、人工知能の劇的な発展を受けて「人間」の意味そのものが問われている。スーパー知性が私たちの生活を乗っ取るのではという空想に対しそういうことは起きないと断言している。
対談者のひとりカートアンダーセンは、何をどうしろと私たちに指示する電話機(スマートフォン)をもっているのでAIに私たちの生活を乗っ取られる世界になっている。
短絡的に答えだけ求めてもガブリエルは答えてはくれない。
幸せは絶対に、ここ以外のところにはない、と、わかることでしか幸せにはなれない。なんとわかりやすい言葉。
私が提唱している「新実在論」でも、未来は根本的に開かれている。未来が自動的に既に決まっているという考え方に対して闘わなければならない。人間は、自由行為者であり私たちに与えられた最大の自由の中で自身の立場をついて考える能力がある。これが社会科学そして哲学の研究の対象です。デジタル革命の後にはアナログによる革命が必要になる。世界的な独裁制監視国家から再び自由になれるようにすべき。
私たちは、心を持った動物であり、その人間性に気づき始めよう。今人類が団結できるような新しい理想的ビジョンを考えている。これが哲学者の役割。21世紀のための新たなイデオロギーを作らなければならない。今唯一の代替案は、現代中国なイデオロギー。
カントに帰れ。
人間の自己理解のプロセスを関わる全ての関係者が協力して普遍主義的な基盤をつくる目標を失えば、独裁主義に敗北する。
さて、『新実存主義』に関しては機会を改めて読んでみようと思う。
『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』越川慎司著
AI分析とつくと何か特別な気がするが、普通に行動し、成果を出すというお話です。
読書の目的は、行動すること。
評価の対象は努力ではなく結果に。
緊急度は低いが重要度が高い仕事を時間を費やす。
専門書や人伝の情報を積極的に集めようとする
自分の目指すべき姿を向かって仕事をする
一般社員は、土曜の朝、5%社員は、金曜の夜を幸せを感じる。
個々人が持つビジョンや方針が明確。
自己実現を目指す。
失敗によって得た学びを次に活かせば成功に近づく。
成功する唯一の方法は、たくさんの失敗をすること。
定期的に仕事を振り返り改善点を見つけ出す。
現場経験を積む事で実践的なスキルを習得。
早い段階で改善点を指摘された方が時間もストレスも低減できる。
アウトプットする。
楽しさの感情を共有して周りと打ち解ける。
結果は準備で決まる。
相手に関心を持ちカジュアルにコミュニケーションを取る。
相手を気持ちよくさせながらも確固たるは価値観の元主張する。
発言回数は多く、発言時間は少ない。
席にいない、動き回る。
Giveで信頼を高める。
行動する。
『習慣を変えれば人生が変わる』マークレクラウ著2017
こういう自己啓発本は、読んでいるときはモチベーションが上がると、さあやろうという気になるけれど、すぐに忘れてしまうのが難点だ。
何か一つでも出来たら良いなあ。そして自己啓発本を卒業したい。
週に3回は運動する
うまくいっていることに意識を向ける
自分の目標に取り組む
浜辺や森の中を散歩する
家族ともっと一緒に過ごす
野菜をもっと食べる
友人と会う
1日に30分本を読む
1日15分自分の時間を待つ
自分の人生に責任を持つ。
われわれの人生は自分の思考が作ったものである。
自分を鼓舞する信念を持とう。
全てがうまくいく
人生は素晴らしい
チャンスはいくらでも転がっている
私は自分の人生を積極的に切り開く
私は幸せを手に入れるにふさわしい
私は人々に好かれる
私はできる
1週間鏡の前に立ち自分に向かって1分間微笑もう。これを少なくとも1日3回実行しどんな気分になるか確かめてみよう。
自分が既に目標を達成したかのように振る舞おう。理想の人生や仕事を既に手に入れたかのように振る舞おう。もっと自信を持ちたいなら既に自信があるかのように振る舞おう。
いいとか悪いとかではなくそのように考えるからそうなるのだ。
人間の最大の弱点は、途中で諦める事だ。成功するために最も確実な方法は、常にあともう少し頑張る事である。
理想の人生を設計する。
あなたにとって理想の人生とはどのようなものか。
必要なだけとお金と時間があれば何をするのか。どこに住むのか?
人生の成功と幸福の秘訣の一つは何かを成し遂げることだ。
今日何を始めるかを考えてそれを実行しよう。
人生で何がしたいかを決めるのにもたついているとやがて人生が終わりかけていることに気づくだろう。
今日から自分らしい生き方をする。
『人生100年時代あなたがご機嫌でいられるためのルーティン』中島克也著
具体的でわかりやすい。これをやればご機嫌で暮らせそうだ。しかしそれは楽しいのだろうか?
10年日記を書いて振り返る。
30年カレンダーをつくる30年後のありたい姿をイメージする。5年毎のサブゴールをつくる。
1年毎の年間計画をつくる。半年毎に見直す。
「1人で生きているのではなく誰かに守られてそしてみなに生かされている」
断捨離は宝物探し。
断食道場年1回3泊4日ファスティング合宿。
いきいきワクワクドッキドキ(I.W.D-LAB)
今の状況、現実と向き合う。
週末、大事なことを振り返る。
あなたの成功を応援するサポートシステム。
100人のチームをつくる。年月をかけてもいいので自分を応援してくれる人々のリストをつくる。この人たちと関係性を深める。
心の師匠を10人以上持つ。
○さんのaがいい。
△さんのbがいい。
早速やってみよう。(見ず知らずの人でもいいかな)
自分軸で行動変容する。徹底的に自分からアプローチする。
他人軸 紹介してもらう。
バックキャスティング
10年後の自分に完全になりきって練習する。
GIFT自らのギフトを知り、磨き、使い切る。
躊躇せず錨を上げて旅立とう。
『次郎と正子』牧山桂子著
白洲次郎と白洲正子について娘の桂子さんが書いたもの。桂子さんは、桂離宮からとったらしい。
自分が手に入れたいものは天から降っては来ないのだ。自分が欲しいと思ったら絶対に手放してはいけない。、意志の弱さが問題だ。
これが正子の教えだ。
次郎のイギリス仕込みの格好良さ。
お料理の取り分けをするときは、それに集中しているように見えては落第で、いかにもなんでもないというふうに会話しながらやるというのが大事。
もともと機先を制することに長けていた。
言葉を口に出して話をしないと誰も自分のことは理解してくれないとわかりました。
正子の考えは、マイナスの中にプラスを見つける事が心の平穏を保つコツ。
ジローは、大学に入ってきたときにはもう英語ができた。父、文平がハーバード大学は、次郎はケンブリッジ大学へ。
正子は、40代半ばから銀座に着物の店「こうげい」を経営。その後物書き。何かにのめり込むという母の性癖は生涯変わらなかった。
それぞれ個人主義が徹底された家族だったのだ。
母は、歳を重ねるにつれ、年をとるというのは年をとるという病気だ。年をとるということは悪いことばかりではない良いことも沢山ある。
この考えは、『Life Span老いなき世界』の中で語られていることに通じる。
なかなか知らない世界を覗かせてもらえる本だった。そこで大切なのは、意志の強さという結論だった。