『私という夢から覚めてわたしを生きる』中野真作著
変身とかの小説を読んでいるようなストーリーだった。けれどそれは、著者の実体験だった。
こうした重い体験を重ねてカウンセリングを仕事とされることになったようだ。
自分の内側と外側がひっくり返るってどんな体験なんだろうか。いつも周りには普通と思われるような人間関係があった。家族ゃ学校の友人や、そして恋人までも。しかしその精神は、そこにはなくずっと闘って自分を取り戻そうと足掻いている姿が描かれている。
さて翻って自分のことになると外と内はまだひっくり返っておらず、まだ自分を取り戻していないことになる。
したいと思う事をなんでもやってみる事を進めているようなのでやってみよう。
宇宙が自分を通して表現しているだけで、自分というのは神秘的な存在なのだという事に気付こう。
わたしたちは宇宙の一部である。確かにそうだ。全て宇宙の素材でできていて、自分という考えがあると思って毎日暮らしている。
苦しい人にとっては救いだろうが、これでお金儲けになるとすればそこは違うと強く言いたい。