『習慣を変えれば人生が変わる』マークレクラウ著2017
こういう自己啓発本は、読んでいるときはモチベーションが上がると、さあやろうという気になるけれど、すぐに忘れてしまうのが難点だ。
何か一つでも出来たら良いなあ。そして自己啓発本を卒業したい。
週に3回は運動する
うまくいっていることに意識を向ける
自分の目標に取り組む
浜辺や森の中を散歩する
家族ともっと一緒に過ごす
野菜をもっと食べる
友人と会う
1日に30分本を読む
1日15分自分の時間を待つ
自分の人生に責任を持つ。
われわれの人生は自分の思考が作ったものである。
自分を鼓舞する信念を持とう。
全てがうまくいく
人生は素晴らしい
チャンスはいくらでも転がっている
私は自分の人生を積極的に切り開く
私は幸せを手に入れるにふさわしい
私は人々に好かれる
私はできる
1週間鏡の前に立ち自分に向かって1分間微笑もう。これを少なくとも1日3回実行しどんな気分になるか確かめてみよう。
自分が既に目標を達成したかのように振る舞おう。理想の人生や仕事を既に手に入れたかのように振る舞おう。もっと自信を持ちたいなら既に自信があるかのように振る舞おう。
いいとか悪いとかではなくそのように考えるからそうなるのだ。
人間の最大の弱点は、途中で諦める事だ。成功するために最も確実な方法は、常にあともう少し頑張る事である。
理想の人生を設計する。
あなたにとって理想の人生とはどのようなものか。
必要なだけとお金と時間があれば何をするのか。どこに住むのか?
人生の成功と幸福の秘訣の一つは何かを成し遂げることだ。
今日何を始めるかを考えてそれを実行しよう。
人生で何がしたいかを決めるのにもたついているとやがて人生が終わりかけていることに気づくだろう。
今日から自分らしい生き方をする。
『人生100年時代あなたがご機嫌でいられるためのルーティン』中島克也著
具体的でわかりやすい。これをやればご機嫌で暮らせそうだ。しかしそれは楽しいのだろうか?
10年日記を書いて振り返る。
30年カレンダーをつくる30年後のありたい姿をイメージする。5年毎のサブゴールをつくる。
1年毎の年間計画をつくる。半年毎に見直す。
「1人で生きているのではなく誰かに守られてそしてみなに生かされている」
断捨離は宝物探し。
断食道場年1回3泊4日ファスティング合宿。
いきいきワクワクドッキドキ(I.W.D-LAB)
今の状況、現実と向き合う。
週末、大事なことを振り返る。
あなたの成功を応援するサポートシステム。
100人のチームをつくる。年月をかけてもいいので自分を応援してくれる人々のリストをつくる。この人たちと関係性を深める。
心の師匠を10人以上持つ。
○さんのaがいい。
△さんのbがいい。
早速やってみよう。(見ず知らずの人でもいいかな)
自分軸で行動変容する。徹底的に自分からアプローチする。
他人軸 紹介してもらう。
バックキャスティング
10年後の自分に完全になりきって練習する。
GIFT自らのギフトを知り、磨き、使い切る。
躊躇せず錨を上げて旅立とう。
『次郎と正子』牧山桂子著
白洲次郎と白洲正子について娘の桂子さんが書いたもの。桂子さんは、桂離宮からとったらしい。
自分が手に入れたいものは天から降っては来ないのだ。自分が欲しいと思ったら絶対に手放してはいけない。、意志の弱さが問題だ。
これが正子の教えだ。
次郎のイギリス仕込みの格好良さ。
お料理の取り分けをするときは、それに集中しているように見えては落第で、いかにもなんでもないというふうに会話しながらやるというのが大事。
もともと機先を制することに長けていた。
言葉を口に出して話をしないと誰も自分のことは理解してくれないとわかりました。
正子の考えは、マイナスの中にプラスを見つける事が心の平穏を保つコツ。
ジローは、大学に入ってきたときにはもう英語ができた。父、文平がハーバード大学は、次郎はケンブリッジ大学へ。
正子は、40代半ばから銀座に着物の店「こうげい」を経営。その後物書き。何かにのめり込むという母の性癖は生涯変わらなかった。
それぞれ個人主義が徹底された家族だったのだ。
母は、歳を重ねるにつれ、年をとるというのは年をとるという病気だ。年をとるということは悪いことばかりではない良いことも沢山ある。
この考えは、『Life Span老いなき世界』の中で語られていることに通じる。
なかなか知らない世界を覗かせてもらえる本だった。そこで大切なのは、意志の強さという結論だった。
『リープフロッグ逆転勝ちの経済学』野口悠紀雄著文春文庫
超勉強法や超整理術でおなじみの野口悠紀雄さんもうずっと昔と思っていたが未だ現役。79歳。いまなお最先端を走っている。
リープフロックとは蛙跳び。
周回遅れの日本でそれは可能だろうか。
トヨタがEVに進まない理由は、電力不足とサプライチェーン。イノベーションで省電力自動運転車を使って欲しい。やるとトヨタの社長に言って欲しい。諦めたら日本の周回遅れは続くだろう。もうトヨタの出番ではないのだろうか。
中国の格付けに関する意識の違い。アリペイが2015年に始めた信用スコアリング。ビッグデータの収集に関して社会的制約がない。プライバシー侵害が意識されている民主主義国家では今のところ受け入れられない。
中央銀行がデジタル通貨を発行すると民間銀行の送金手段が不要になる。
EVへの転換は日米欧では容易ではない。
中国では市民社会が実現しておらず国家の力が強いから新しい技術を使える。
遅れていたから銀行が十分機能していなかったから中国は、電子マネーへ進むことができた。
アリババの適応力が優れていた。どう優れていたのか。(ここのところの説明が欲しい)当局から冷たい反応を受け資金集めも自分でやる必要があった。その中で中国にあったビジネスモデルを作ることができた。
アイルランドの急激な経済成長。法人税の引き下げから始まり世界のITビジネスのハブになった。日本のGDPの1/2。から2倍になった。
1970年の石油ショック以降、1980年代日本は世界のトップにいた。
1980年代以降、先進国の中心産業が製造業から情報通信産業へと転換した。
コンピュータが、大型コンピュータからパーソナルコンピュータへ移行した。
インターネットのオープンな仕組みに対し日本は自社内で閉じたシステム。
最先端の仕組みを持ったがキャッシュレス化が遅れている。eコマースが進まないのは実店舗が整備されているから。企業も変われなかった。社内に保守勢力がいる。過去の成功事業を推進した人はその後昇進し、経営方針に強い影響を及ぼす地位についている。新しい経済活動においてはルーチンワークを効率的にこなすことではなく独創性が求められる。集団主義ではなく個性が重要。教育も変われない。
世界競争力ランキング2020年34位。デジタル技術2020年63カ国中62位。コロナによって定額給付金の支払いは郵送、保健所の連絡はFAX.テレビ会議出来ず。日本は、他国に比べて比較できないほど遅れていることがわかった。
DXレポートでは日本のデジタル化予算の大部分がレガシーシステムを維持するだけのために取られてしまうと警告。
日本の場合経営者は経営を行う専門家ではなくその組織の中で出世の階段を最後まで登ってきた人。デジタル化に関する知識はない人が多く、必ずしも必要なことと、考えられていない。
19世紀のイギリスと同じように日本は今立ち遅れている。
ITの中核はPCとインターネット。日本の組織は閉鎖的で対応ができなかった。日本型組織が深刻なレガシー。強すぎる既得権。
小市民的な生活に安住してしまっている人が増えたことが問題。人々が獲得した豊かさに満足してしまって逆転しようとする意欲を喪失してしまった。
一人一人が逆転の可能性を決してあきらめないこと。どんな場合でも逆転の可能性を信じること。偶然のチャンスに期待するのではなく、実力を蓄えることで逆転すること。それに向かって努力すること。勉強して新しい技術を身につけること。常に自分の能力を高めようと努力すること。
『1日ひとつだけ強くなる』梅原大吾著
ゲーマー。梅原大吾。
ゲームの画面を通していてもつまるところ人間どうしの闘い。勝利に感情は不利。恐怖も焦りも興奮も腹を立てるのは相手をコントロールしたい気持ちがあるから。
嫌なやつは、ゲーム感覚で人間関係に取り組む。難しい仕事はゲーム感覚で攻略法を考える。嫌なやつを攻略する方法。まず心を開く。
北風と太陽の話が好き。
どうにもならないことは受け入れる。
それが強さへの近道。
劣勢になったら一歩引く。
行動力、見る力、聞く力。
アドバイスは、受け入れる。それが正しいかどうかは問題ではない。
1日ひとつだけ成長をメモする。
小さな成長は、誰も評価してくれない。
自分のやっていることは自分で評価しなくてはならない。軸は自分のうちに置く。
自立心が必要。
ゲーマーの世界は、展開が早い。ゲームもどんどんと新しいものが出てくる。そしてやり方も変わる。その中で日々闘っていくことで、明らかに人間の成長がある。トップでやり続けることの大変さは、梅原ならわかる。
そう思わせてくれる内容の本だ。
『神トーク』星渉著
想いのすべては、言葉にしないと伝わらない。
言葉にしても伝わるとは限らない。伝わる伝え方を伝授する本。
職場や家で誰かに話しかけられたらとびきりの笑顔で振り向こう。この際に自分が腕を組んでいないか足を組んでいないかを確認する。
科学的に人の心を動かす方法
人の心を動かす3つの絶対条件
①話を聞くに値すると思われる日常での振る舞い
②相手に安心感を与える
③相手の自己重要感(承認欲求)を満たす
今日一日相手を否定する言葉を使わず過ごしてみよう
でも、だって、えっなど逆説的な意味のある反応や言葉も禁止です。
その代わりにそう思ってるんですねなどあなたの考え方を理解しましたという反応をしてみましょう。最後まで話を聞く他にもっと話しておきたいことはありませんかという魔法のフェーズを使おう。
1日に5回意識して笑顔で反応しよう。職場で声をかけられた時自宅で家族から呼ばれた時カフェで注文したものを受け取る時繰り返すことで意識しなくても笑顔で反応する習慣が身につきあなたは自然と応援される安心感を与えられる人に変わっていきます。
今日1日10回好きと言おう。集団に対して相手の行動やモノに対してでもOK。とにかく10回先という発言をしてみてください。その際相手の表情がどう変化し、自分自身がどんな気持ちになったかに注目してください。
今日から1週間人の悪口を一切言わない。人の批判を一切しないというゲームをスタートしよう。
今日1日で出会った人の名前を思い出して書き出してみよう。フルネームで書き出せますか。またあなたが日常で相手の名前を呼べるのに省略してしまっている場では相手の名前を呼ぼう。
誰かを褒める機会があればあえて大勢の前で褒めよう。
今日からコンビニ、カフェ、ランチで入ったお店などの店員さんに会計などの際に目を見てお礼を言ってうなずいてみよう。
日常で関わる人に対して感情表現豊かな反応をしてみよう。
今日あなたが関わる人に5人を褒める陰口を叩いてみよう。
今日一日すぐに答えを教えるのではなく答えに導くヒントを与えて相手に気付かせるコミュニケーションを取ろう。
今日から1週間人が間違っている事を言っても間違いを指摘したり正すことをやめよう。
まずは誰にどんな事をして欲しいか書き出してみよう。そして相手にこうして欲しいとつたえます。あなたが望む事をしてくれたら最低3回嬉しかったという事を反復して伝えよう。
ありがとうを1日3000回言おう。約40分ありがとうを言い続けると3000回。これを1ヶ月続けると何も考えずに反射的にありがとうが出てくるようになります。
褒めるときは相手の人柄存在に結びつけて褒めてみよう。
自分の失敗談や弱い部分苦手な部分の話を周りの人にしてみよう。
想いの全ては言葉にしなければ伝わらない。
言葉にしても伝わるとは限らない。伝わる伝え方を伝授されたかな?
『私という夢から覚めてわたしを生きる』中野真作著
変身とかの小説を読んでいるようなストーリーだった。けれどそれは、著者の実体験だった。
こうした重い体験を重ねてカウンセリングを仕事とされることになったようだ。
自分の内側と外側がひっくり返るってどんな体験なんだろうか。いつも周りには普通と思われるような人間関係があった。家族ゃ学校の友人や、そして恋人までも。しかしその精神は、そこにはなくずっと闘って自分を取り戻そうと足掻いている姿が描かれている。
さて翻って自分のことになると外と内はまだひっくり返っておらず、まだ自分を取り戻していないことになる。
したいと思う事をなんでもやってみる事を進めているようなのでやってみよう。
宇宙が自分を通して表現しているだけで、自分というのは神秘的な存在なのだという事に気付こう。
わたしたちは宇宙の一部である。確かにそうだ。全て宇宙の素材でできていて、自分という考えがあると思って毎日暮らしている。
苦しい人にとっては救いだろうが、これでお金儲けになるとすればそこは違うと強く言いたい。