『深く考えるための最強ノート術』午堂登紀雄著2018

行動することが最も大切だが、紙に書き出すことで思考する。普段は思考していない。

ノートに書こうとするけれどどんなノートがいいのかとかペンは何がいいのかとか色々考えて試行錯誤しているうちに本来の書く内容よりそちらに重点が移ってしまい本末転倒になる。著者は自分の選んだノートやペンにこだわりがあるのでかなりそこを強く押す。いろんな知的生産方法の本を読むたびに筆記用具を変えることになってしまう。そこじゃ無いだろうと思うけどそこで迷って先に進めないでいる。色々自分に合った筆記用具を自分で試していくしかないのだろう。

 

B5ノートに全て書く。(罫線のないリングタイプ)

人生を思い通りにコントロールする方法を手に入れるために、自己成長のツールとして一冊のB5ノートに全てを書く。

書くことではじめて自分の「マイプロジェクト」が動き出す。書くことで思考が見える化し、より広く深く考えを巡らせることができる。

一度しかない人生、やりたいことは全部やる。そのために自分のやりたいことはノートに書き出しておく。

自分が何をしたいのか、何をすべきかが明確になり、その優先順位が、頭の片隅に常駐する状態になる。

ノートに書きそれを何度も見返す。

貴重なアイデアや発想を忘却から救う。

自分がどう考え何を感じたか、今日から何をすべきなのかを書く。

ノートはもう一つの脳で、潜在意識に働きかける。

書き出す方法は一冊のノートに全てを書き込む。

 

実際目移りせず自分の手法を作っていくのは難しい。ついもっといい方法があるのではと思って次に読んだ本をまねようとする。しかし、筆記用具が大切なのではなく、書く内容を自分のものにし、行動していくことに力点を置くようにしたいものだ。