『未来のカタチ新しい日本と日本人の選択』楡周平著

社会派エンターテインメント作家楡周平さんの本。

先日読んだ『2025年を制覇する破壊的企業』と比較すると冗長な気がする。

それは著者が作家であることによるのものだろう。物語を作る人なのだ。大企業、男性、高学歴の代表のような著者である。

 

少子化の大きな原因は、子どもを育てるのにお金がかかること。

中国の科挙や、韓国、日本の学歴社会が、子どもの人数を制限している。そして最大の問題少子化対策が一向に出来ない現状。

新型コロナウイルスで、日本社会が一変した。地方活性化の可能性が出て来た。

日本企業がグーグルやアップルになれなかったのは大企業病。企業は、社会に貢献するために存在する。人を幸せにするために存在する。

撤退や事業縮小を強いられる事態の予兆は遥か以前からあるので、再教育、スキルを身につけると、今とは違った対応ができたはず。

 

格差の問題が大きいと思う。ますますそれは顕著になり先が見えなくなっている。

若者の仕事を取り上げた中高年男性という視点で見てしまう。これは、橘玲さんの影響だ。