『これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ』岸辺一郎著
『嫌われる勇気』の作者の新刊。
毎日自分で考えながら生きることを続けていくための助けになってくれる本。そしてそれが哲学。
人は誰も病気になり老いて死ぬ。ならば一番の幸福は生まれてこないことか?
そんなことはない。
今日という日のためだけに生きる、生きられることに喜びを感じることができる。
生きていることに価値がある。
脳は心の道具。
愛する人がいても死ぬときは1人。
子育ての目標は自立。親を育てない。
老いた親を愛せるか。
理想の家庭は自分で作る。
仕事は人生の重大事ではない。
生きる目標は幸福であること。
お金がもたらすのは成功、幸福であるためにお金は必要でない。
若い人が自分で考え行動することを会社は望まない。国民もまた政治家から何も考えないように日々洗脳されていると言っても間違いありません。
今の人生を変えようと思い立ってもすぐには何も変えられないことを変わらないのとや理由にするのが問題。少し変わればいい。
1人の力は大きい。
無力感は、自分は現状を変えるために何もしないことを正当化するために作り出される感情。