『反応しない練習』草薙龍瞬著

すぐ反応してしまうけれど、反応するのをやめてみるという考え方は、興味深い。仏教の本質に迫るものだと思う。

 

良い悪い好き嫌いをやめてみる。

真実であり有益なこと。

自分は正しいという考えから離れてみる。

素直になる。

自分を否定しない。

一歩一歩と外を歩く。

広い世界を見渡す。

わたしはわたしと肯定する。

それより今できることはなんだろう。

 

やってみる

体験を積む

ある程度の成果を出せるようになる

周囲が認めてくれるようになる

こう動けばある程度の成果が出せると見通しがつくようになる。

この手応えが本物の自信。

 

悩みを整理する

反応しないことが最高の勝利

相手の反応は相手に委ねる

快を大切にする

快を増やせ不快を減らせ

 

自分自身の人生の目的をはっきりさせる

よく気がついて反応しない

感覚を意識する

反応の源を断つ

もう較べない、自分のモノゴトに集中

 

八正道(正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)仏教の涅槃に至る実践徳目

正念 よく気がついている

正定 一点に集中する

正精進 正しい努力

無心でやる、心を尽くす

 

4つの心がけ

慈悲喜捨 相手の幸せを願う心(愛)

相手の苦しみ、悲しみをそのまま理解すること

相手の喜び楽しさをそのまま理解すること

手放す心

お役に立てればよし

 

5つの妨げ

快楽に流される心

怒り

やる気の出ない心

そわそわと落ち着かない心

疑い

 

脚下照顧 ただ自らの足元を見よ

 

自分の人生を信頼する。

心に拠り所を持つ。この道を歩んでいけば良い、きっと納得にたどり着ける。

つい反応してしまう心、反応を見てよく気がつく、無駄な反応をせず解消する。

心の使い方 人生を信頼できるようになる。大丈夫きっとたどり着ける。