『園芸家12カ月』カレル・チャペック著1975中公文庫

緑の指を持つ人は、植物を育てることに長けている。そうありたいが、いつも何かしら枯らしている。残念だ。 園芸家がどういう人種なのか書かれているのがこの本です。園芸家のよろこびは単に美しい花を咲かせるための労働とその報いだけにあるのではなく四季…

『植草甚一の読書誌』植草甚一著

植草甚一さんの本を最初に読んだのは 『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』 この本は題名が魅力的だ。 JJおじさんこと植草甚一さん(1908-1979)。なんと言っても魅力は、歳をとっても新しいものを追いかけるエネルギーだ。ちょっと元気がない時とかひ…

『自由をつくる自在に生きる』森博嗣著

2009年の本ですが全く古く感じない。 書いてみたら作家になったとか言ってちょっと驚かされる、彼は作家なのだ。 自由についても引き込まれて読んでしまった。 ブログ1か月休んだらという内容には驚かされた。前に読んだ時からこれが頭にあったのだろうか。…

『人生を面白くする本物の教養』出口治明著

本物の教養を持つ人出口治明さんの著書である。正しくこの人にこそ教養とは何かを語らせたいです。それがこの本です。 「本を読み、人に会い、旅をする、そして自分の頭で考え抜く」これが出来ればと思います。 合理的な思考の人で、いつ聞いても同じ質問に…

『不良中年は楽しい』嵐山光三郎著

1997年に出版され1998年に買っている。 今読み返してみると女癖が悪い話ばかりだ。 買った時は、なんか自由だなあと感じた本だった。 ただ、今読み返してみるとゴシップ話が面白かっただけのような気がする。 マルクス 家政婦に手を出し男のを生ませ脅迫され…

『怠け者のさとり方』タデウス・ゴラス著

The Lazy Man's Guide to Enlightenment 今日本屋で『怠け者のさとり方』が文庫になって並んでいたのでびっくり。 長らくの愛読書です。1992年に買っている。 (28年前) 石田ゆりこさんも愛読していると聞いてさらにびっくり。 まとめると 自分を愛そう。 …

『中村天風 怒らない 恐れない 悲しまない』

中村天風の天風会、もう中村天風さん(1876年7月30日 - 1968年12月1日)は亡くなったが これは自己啓発でありヨガである。 宗教のようでそうではない。しかし、玄洋社は西郷隆盛からの流れを汲んだ右翼団体である。天風は頭山満さんのところへ預けられる。 …

ボブマリー(Bob Marley)の30の提言

ボブマリーって誰? ジャマイカ出身のレゲエミュージシャン 1945年生まれで1981年36歳で亡くなっている、今年生誕75年になる。 今ボブの公式YouTubeで配信されているLEGACYシーリーズのエピソード6 「Ride Natty Ride」ジャマイカのスケーターやサーファー…

『ジムクレイマーの投資大作戦』

ジムクレイマーのウィキペディアによると、 ジムクレイマーは1955年2月10日生(思ったより若い) ウォールストリート・ジャーナルなどで、彼の推奨に従ってもマイナスリターンしか得られないことなどを記事にされている。 いつの時代もない常に順風満帆とい…

『我が息子よ、君はどう生きるか』チェスターフィールド著竹内均訳2013

かなり意味深い内容だ、特に長く生きてきた人間だからわかることが書かれている。 目の前の物事や人から目をそらさない 不注意なひと注意力散漫な人ほどc一緒にいて不快な人はいないと思う。それは相手を侮蔑しているのと同じことなのだ。侮蔑はどんな人にと…

『世界のエリートはなぜ「この基本」を大切にするのか』戸塚隆将緒

慶應大学→ゴールドマンサックス→ハーバード→人材育成と英語の会社 正しくエリートな戸塚さん。そしてこの分野を選んでいる。学ぶことが大好きなのだろう。 1.利害関係を超えた「つながり」を信じる 直感・運命・人生・カルマなんであれ何かを信じることです…

クリス・ベイリーさんのライフハック100

ブログ「A Year of Productivity」のクリス・ベイリーさんの生産性を向上させるためのエネルギー・注意力に関する100のライフハック。2014年。随分古いけどよく考えられている。 1重要なタスクは出来るだけ少ない時間を予定する 2TVから脱出する 3タイムダイ…

『人は成熟するにつれて若くなる』ヘルマン・ヘッセ著

本屋の店頭に『ライフスパン(老いなき世界)』デビット・シンクレア著 という本が並んでいた。 老いは病で治療できる。人は老いないという。 ついに肉体が老いない時代がやってくるのか?得られた知識や知恵をそのままに肉体だけがリセットできる未来がやっ…

『レオナルド・ダ・ヴィンチを探して』東京書籍

この世で最高の美男子と言われている。 そして同性愛者。 もともと左利ききで両手が使える。鏡にうつして読み取れる文字で書いた。 モナリザという世界一有名な絵を描いた世界一有名な画家レオナルド・ダ・ヴィンチ。 美しい少年だったようだ。歩く姿を美し…

真宗大谷派 東本願寺

東本願寺御影堂 東本願寺御影堂 真宗大谷派(東本願寺) JR今日から歩いて5分本当に立地に恵まれたお寺です。すぐそばに同じ浄土真宗本願寺派の西本願寺がある。京都駅に早めに着いたときにはちょっと覗いています。 東本願寺御影堂門 東本願寺阿弥陀堂 「阿…

『Think right』ロルフドベリ著

Thinkシリーズ3冊目 Think clearlyとThink smartが当たり以前の書籍『なぜ間違えたのか?』を焼き直して、3部作に。上手いなあ。52は1年は52週からなので1週間に一つ実践できれば凄い。 思考の落とし穴を自覚していつも気をつけることで誤りから身を助ける…

『Think smart』ロルフドベリ著

『Think clealy』でも52項目だった目次 『Think smart』でも52項目そして『Think right』でも52項目 これだけあれば幾つかは気持ちにピタッとくるものがあると思う。 1新年の抱負が達成できないわけ(先延ばし) 人生は決まった時間しかないのについつい先延…

2020年8月9000歩達成

今年も暑い8月でした。 なんとか8月は、平均9000歩/1日達成です。 毎日の散歩、なんとか目標の1日8000歩を上回る歩数を達成出来ました。 日傘のお世話になりました。 マスクをしての散歩はなかなか大変でした。 1月は8000歩未達成でしたが、8月は達成でき…

『Think clearly』ロルフドベリ著

まずこの本は、デザインで売っている。 3部作は青、緑、赤だ。 でも中身も読み応えがある。ドベリの思考の道具箱を私たちに見せてくれている。 しかし行動出来ない自分がいる。 次の自己啓発書を探してしまう。 1考えるより行動しよう これは自己啓発書には…

『シュガーマンのマーケティング30の法則』

webよりお借りしました。 Daigoさんが本の価格の10倍の価値があると宣伝している。これとコピーライティングの本が押しらしい。 シュガーマンはセールスライター。S&Aグループ社およびブルーブロッカー社会長。 全米屈指のダイレクトマーケターです。 例…

『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル著

自己啓発書の古典的名著。この本から引用した多くの自己啓発書が溢れている。 これはほんとうに実現するらしい。目標を紙に書いて明確にすることで、無意識に働きかける。 ナポレオン・ヒル哲学の第一法則 はっきりとした願望や目標を持つこと。そしてこの価…

『東大思考』西岡壱誠著(現役東大生)

「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく。 現役東大生、24歳。もう卒業したのか? こうやって行動するのか? youtubeを見ると初々しくて。 2浪の末東大に合格したそのことを発信することで売れる作家となっている。 正しく自分がやってきた事を発信し…

『コロナ後の世界』ジャレドダイヤモンド他著文春新書

出来るだけ早く出版したい気持ちが伝わる新書 レジリエント目指して欲しいとの見解多し。 (レジリエンスは、人が困難や逆境の中にあっても心が折れることなく、状況に合わせて柔軟に生き延びようとする力のことです。) コロナは、私たちに深く考えるきっか…

『シンプルに生きる モノを持たない暮らし』ドミニック・ローホー著

全37項目項目毎に考えてみた。 管理可能な適量のものを持って暮らすことが良いのは理解できる。 過剰なミニマリストで持ち物を極限まで減らし不便な生活を送るのはどうかしていると思う。 この本りを読んでずいぶん時間が経ったけれどミニマリストの始まりの…

『自分の中に毒を持て』岡本太郎著

副題 あなたは常識人間を捨てられない。 (コメントです) 岡本一平、かの子夫妻の長男として生まれた時点で芸術の道に進むことは運命だけられていた。持って生まれた気質に加え、その環境もご両親の育て方はどう考えても一般常識など相手にしないことは想定…

『ミステリーを書いてみませんか』斎藤栄著

日本でのミステリーの書き方では類を見ない深さで書かれている。 その時の感想で覚えているのはあゝとてもできないなあだった。医学から法学からあらゆる分野を徹底的に学ばなければ書けないような気がした。 本の書き方の本は 三島由紀夫『文章読本』 川端…

超訳ニーチェの言葉

白鳥春彦編訳 映像はWikipediaよりお借りしました。 ニーチェといえば神は死んだといい、神・善・道徳が支配者が都合よくおとなしくさせるための抑圧の道具だといった。ソクラテス以来の良く生きるという西洋哲学を終わらせた。 有名な「ツァラトゥストラ」…

これはあなたの人生です

画像は楽天市場からお借りしました。 とても好きなマニュフェストです。 英語でかっこよく仕上がってますね。 日本語だとかなの扇面書がいいかな。 扇面に仮名書きだと残念ながら読めないね。 ニューヨークブルックリンのデザインベンチャー企業HOLSTEE(ホ…

後編『成功の心理学』デニスウェイトリー著 加藤諦三訳

ここから後編です。(コメントです)(6)自己イメージを貪欲につくりあげるために 1海岸へ田舎へ公園へ散歩に出かけ子供の頃遊んだ事を思い出そう 手近に海岸などないぞ 2必ず一日20〜30分リラックスする時間を作る リラックスする時間が多すぎる 3 1…

前編『成功の心理学』デニスウェイトリー著 加藤諦三訳

副題は 人生の勝者に生まれ変わる10の方法(コメントです) 訳者はライブドアが日本放送の株を取得の事件で降板を示唆したことで有名だった。 いわゆる日本エスタブリッシュ旧制度の人なのか?それはさておき、内容はいかに。 (1)自己認識をより積極的に…